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蓮の国(LotusLand)

近衛秀一の読書感想文が中心のブログ。

映画評『巨神兵東京に現る』

感想(映画)

 東京都現代美術館で「特撮博物館」を見てきた。

 

 ゴジラから始まる、日本の特撮の歴史を俯瞰する、なんとも濃い展示だった。ただ、「ウルトラシリーズだけ」とか「ゴジラに登場する怪獣」だけで終わること無く、これらに対する庵野秀明氏のコメントがどれも愛にあふれるもので、「特撮」には我々を深いところに引きこむ何かがあるのだと感じた。

 マイティジャックの展示は珍しいなあ…。

 

 

 中で上映されていたのが短編映画『巨神兵東京に現る』である。

 何事もない日常が、突然降りてきた災厄…「巨神兵」によって壊されていく。立ち向かうべきウルトラマン仮面ライダーも、そして自衛隊すらもいない巨神兵は全てを焼き払い、薙ぎ払っていく。ビルは壊され、そして溶かされる。人々はなぜか携帯カメラで写真を取る(逃げる映像も欲しかった)。

 ナレーションは林原めぐみ。最近ほとんどテレビを見ないから、アニメも見る機会もほとんどなく、久々に声を聞いた。

 なぜか私の中では、スキータ・デイヴィスの『The end of world』がエンドレスでかかっていた。こういう絶望的な映像に、明るい曲を流すのは定番の演出で、書いていて恥ずかしいのだけど。

 

Skeeter Davis - The end of the world http://www.youtube.com/watch?v=sonLd-32ns4&feature=fvwrel