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蓮の国(LotusLand)

近衛秀一の読書感想文が中心のブログ。

諸怪志異(諸星大二郎、双葉文庫)

諸怪志異(1)異界録 (双葉文庫名作シリーズ) 作者: 諸星大二郎 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2007/01/16 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (19件) を見る 諸星大二郎の連作短篇集。「聊斎志異」のような、いわゆる中国の「志…

ipad用のキーボード「Logicool Ultrathin Keyboard Cover」を買った

iPadを一昨年に初めて買って、主に電子書籍を閲覧するために使っているんですが、まあキーボードがないと文字の入力がわずらわしいことこの上ない。勿体無いのでキーボードを買うことにしました。 いろいろあったんですが、私が買ったのはこれ。 Logicool Ul…

バルテュス展を見て

東京都美術館で開催されている、「バルテュス展」を見るために上京してきた。 今までバルテュスは澁澤龍彦の本でしか知らなかったし、バルテュスの原稿がある「幻想の画廊から」では、他の画家がとんでもない人ばかりで、それに比べるとバルテュスの絵は地味…

ここ最近忙しい

最近いそがしくて、体のあちこちに火がついております。午後9時10時に帰るのはザラで、ヘタすると夜中の1時とか2時なんてことも。あ、これは自慢でもなんでもなくて、私の仕事が遅いことを書いているんですけどね。 残業を自慢するというのは不思議な行為だ…

初心者がWindowsからMacへの移行でつまづく点

数日前、とうとうMacBook Proを購入したのはいいのですが、前のパソコンからの移行でいくつかつまづきました。それを備忘録的に記しておきます。移行を検討している方は参考に…ならないか。 まず、Macには「移行アシスタント」というものがあり、Appleのペー…

パソコン悩み中日記

(初心に帰ってしばらくですます調でいきます) 今私が使用しているパソコンは、平成19年(2007年)の春に購入したものです。 母の知人である電気屋氏から安く買わせてもらったデスクトップ。メーカーはEverexというらしいのですが、詳しくは知りません。OS…

伊福部昭のCD3点

こないだ買ってきた伊福部昭のCD+1(別CD)の感想。 伊福部昭のCDは,どれもタワーレコード限定の復刻もの。 『日本狂詩曲, 交響譚詩, 古代日本旋法による蹈歌, 舞踊曲「サロメ」』 (山田一雄指揮、東京交響楽団 、 新星日本交響楽団) 『日本狂詩曲』は若…

『夢と狂気の王国』

夢と狂気の王国 http://yumetokyoki.com/ 錦糸町の映画館で見てきた。新潟じゃ放映しないから。 昨年の秋ごろから今年の5月頃までのスタジオジブリの様子を、宮﨑駿と鈴木敏夫を中心に撮ったドキュメンタリー映画。主に、『風立ちぬ』の製作過程が記録されて…

真夏の夜の夢

最近、クラシック熱が再燃している…と前に書いたと思いますが、日記を見ると去年の10月頃から「ラヴェルとかドビュッシーとか」「フランス印象派がいい」などと書いてあるので、多分その頃から燃えてるんじゃないかなと思います。 小学生か中学生の頃に一度…

映画評『ホーホケキョ となりの山田くん』

ホーホケキョ となりの山田くん [DVD]/出演者不明 ¥4,935 Amazon.co.jp (しばらく、初心に帰ってですます調で) 一度見た気がするんですけど、伊集院光が好きだと言っていたので。 それと、プロデューサーの鈴木敏夫氏が、『仕事道楽』という本の中で面白…

豆乳野菜ジュース

ミネラル豆乳ダイエット―野菜に含まれるミネラルが効く/赤星 たみこ ¥1,260 Amazon.co.jp 赤星たみこ氏の本は、朝昼晩のうちどれかの食事をこの豆乳野菜ジュースに代えましょう、というもの。私は実家ぐらしなのでそれはちょっと厳しいんですが、とりあえず…

映画評『パプリカ』

パプリカ [DVD]/古谷徹,林原めぐみ ¥4,980 Amazon.co.jp パプリカ/千葉敦子(演:林原めぐみ)は、時田浩作(演:古谷徹)の発明した夢を共有する装置・DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他…

映画評『風立ちぬ』

『風立ちぬ』を今頃見てきたのでさらりと感想を。 「紅の豚」に良く似ている気がするが、それよりも大人向けの映画だった。主人公とヒロインの初夜のシーンはあちこちに話題になっているけど、私にとってヒロインはどうでも良くて(笑)、主人公が一心不乱に…

書評『貝と羊の中国人』

貝と羊の中国人 (新潮新書)/加藤 徹 ¥756 Amazon.co.jp いささかビロウな話で申し訳ないが、友人が韓国の「トンデジ」の話をしていて驚いたことがあった。私はてっきり「トン」が豚なのか、と思っていたら、「豚」は「デジ」なのだという。じゃあ、「トン」…

加茂水族館に行ってきた。

今日は早起きして、山形県の加茂水族館に行ってきた。 鶴岡市立加茂水族館 http://kamo-kurage.jp/ 世界一のクラゲ水族館!山形県『加茂水族館』の魅力 http://matome.naver.jp/odai/2136084545117341601 鶴岡市立加茂水族館はくらげ天国だった http://d.hat…

入院して変わったこと

1.体重が5~6kg落ちていた。 入院中は普通に病院食を取り、ほとんど間食を取らなかった。正直ここまで落ちるとは思わなかったので、未だに夢のなかに居るような感じである。 2.食べる量が減った。 退院し、職場復帰してから数日してようやくの休みの日、ラー…

音楽『タルカス&amp&#59;展覧会の絵』

タルカス&展覧会の絵/黒田亜樹 ¥3,045 Amazon.co.jp エマーソン・レイク・&・パーマーの『タルカス』と、ムソルグスキーの『展覧会の絵』のピアノバージョンが収録されている。エマーソン・レイク・&・パーマーは、かつて『展覧会の絵』をカバーしたこと…

放浪したくなる病

また、旅に出たくなってしまった。 いや旅というか、温泉にいくだけ。温泉に入った後は夕食をとって酒を飲んで、テレビを見たり本を読んだりするという観光とは真逆の旅。なんというか、人に会いたくないんですよね。こんな風に、どこかに逃避する場所を作っ…

入院してました

ご無沙汰してます。 えーと、7月の後半から今日まで入院してました。 ちょっと事故で膝を怪我してしまい、手術と足曲げるリハビリ。 手術を受けたり、太ももから足の先までギブスをしたり、車椅子を使ったり、と初めてだらけの経験でしたが…。 一応今日で退…

書評「ウルトラマンが泣いている」

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書) (2013/06/18) 円谷 英明 商品詳細を見る 「ウルトラマンが泣いている」(円谷英明、講談社現代新書)を読了。 著者は円谷英二の孫で、後に円谷プロの六代目社長となった人物。今やパチンコ会社の…

「トンデモ本大賞2013」に出演して来ました

http://www.ustream.tv/recorded/34008641 http://www.ustream.tv/recorded/34005433 USTREAMにてまだ見ることができるそうです。良かったらどうぞ。 …いつまで残ってんだろ、これは。 紹介した『本邦生祠の研究』(加藤玄智、国書刊行会)は、学生の時に講…

ご報告

ご無沙汰しております。 3月末に不注意から骨折してしまい、しばらく松葉杖の生活が続いております。 仕事にも当然影響が出まして、かなりつらい日々を送っております(笑)。いっそのこと休みにしてくれー。

メディアマーカーに登録しました。

http://mediamarker.net/u/konoe/ 今まで、「読書メーター」「ブクログ」といろいろやってみて、三度目の正直、という感じ。 あくまでも読んだ本の管理をする予定です。最初は、読んだ本をずらっと入力しようと思ったけどやめた。だって、それって「俺はこん…

個人的「シンフォニア・タプカーラ」のランキング

去年の12月頃から、なぜか伊福部昭をずっと聞いている。友人に触発されたんだろうと思う。 多くの曲の中でも一番好きなのは、『シンフォニア・タプカーラ』なのだが、この曲、様々な指揮者によって多くのCDに収録されている。聴き比べた結果、私の好みのCDの…

書評『へそ曲がりの大英帝国』

へそ曲がりの大英帝国 (平凡社新書) (2008/07/15) 新井 潤美 商品詳細を見る 『へそ曲がりの大英帝国』(新井潤美、平凡社新書)読了。 イギリス人のシニスムと皮肉はよく知られているが、私もそれらが大好き、というか、体質的に似ていると勝手に思っている…

書評『マンガの深読み、大人読み』

マンガの深読み、大人読み (知恵の森文庫) (2006/11/07) 夏目 房之介 商品詳細を見る 『マンガの深読み、大人読み』(夏目房之介、知恵の杜文庫)読了。 昔、BSマンガ夜話という番組があって、録画しては見ていたのを思い出す。私は最初、どういう番組か知ら…

『森美術館問題』という問題

森美術館における「会田誠展」の性暴力展示に抗議を http://paps-jp.org/action/mori-art-museum/ 現在、森美術館において「会田誠展」が開催されていますが、ここには、四肢切断された全裸の少女が首輪をされて微笑んでいる「犬」という題名の連作をはじめ…

書評『ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい』

ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい (PHPビジネス新書) (2012/12/19) 深澤 真紀 商品詳細を見る 深澤真紀『ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい』(PHPビジネス新書)を読了。 「草食男子」などの言葉を…

「静かな生活」という妄想。

このところ、部屋を新しくしたい気持ちでいっぱいだ。 本やCDで溢れかえっているし、いわゆる「デッドスペース」も多い。「日本風の家」がなんかダメなのかもしれない。「なんかダメ」というのはアバウトすぎるが、ル・コルビュジエのオザンファン邸や、ラ・…

書評『ぼくらの昭和オカルト大百科』

ぼくらの昭和オカルト大百科 (大空ポケット文庫) (2012/11/14) 初見健一 商品詳細を見る 『ぼくらの昭和オカルト大百科』(初見健一、大空ポケット文庫)読了。表紙もパロディになっていていい感じである。 1970年代を「イカレた時代」にした立役者、オカル…

書評『検証 予言はどこまで当たるのか』

検証 予言はどこまで当たるのか (2012/10/03) ASIOS 菊池 聡 他 商品詳細を見る ASIOSの新刊『検証 予言はどこまで当たるのか』(文芸社)読了。 ちょうど明日(2012年12月21日)が、滅亡論者の言う「マヤ暦に書かれた人類滅亡」であるという。そのデタラメ…

書評『葉隠三百年の陰謀』

葉隠三百年の陰謀 (徳間文庫) (1994/07) 井沢 元彦 商品詳細を見る 『葉隠三百年の陰謀』(井沢元彦、徳間文庫)読了。 幕末の佐賀藩主で、名君として知られた鍋島閑叟が、化け猫に襲われ 近習が喉を噛み切られて死亡する、という謎の事件が起きた。化け猫は…

書評『無能の人』

無能の人・日の戯れ (新潮文庫) (1998/02) つげ 義春 商品詳細を見る 『無能の人・日の戯れ』(つげ義春・新潮文庫)読了。 私小説というジャンルがあるけれど、これは「私漫画」に近い。 いくつかの独立した短篇集と、「無能の人」という連作が収録されてい…

気が早いですが手帳の話

仕事のことと、プライベートのことで、昨年ぐらいから手帳を書くべきだな、と感じました。仕事が増えてきて、手帳を書かないと頭が「覚えなくちゃいけないこと」で一杯になってしまう。他にも書くと考えがまとまったり、フッと思いついたことを書いたり、と…

書評『御家の狗』

御家の狗 (講談社文庫) (2005/07) 岳 宏一郎 商品詳細を見る 『御家の狗』(岳宏一郎、講談社文庫)読了。 戦国の世が終わり江戸時代が始まる。だが、「戦い」はまだ終わってはいなかった。親藩、譜代、外様…様々な立場の大名たちが織りなす暗闘…権力争いが…

書評『一夢庵風流記』

一夢庵風流記 (新潮文庫) (1991/09) 隆 慶一郎 商品詳細を見る 『一夢庵風流記』(隆慶一郎、新潮文庫)読了。 戦国の世、誰もが立身出世に憧れ、そのため様々な瑣末なことに神経をすり減らしていた頃、自分の思うまま生きた人間がいた。前田慶次郎利益、前…

書評『ワセダ三畳青春記』

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫) (2003/10/17) 高野 秀行 商品詳細を見る 『ワセダ三畳青春記』(高野秀行、集英社文庫)を読了。 『幻獣ムベンベを追え』などの冒険紀行もの(そんなジャンルがあるかどうかは知らないが)で知られる著者が、住んでいたアパー…

書評『食肉の帝王』

食肉の帝王 (講談社プラスアルファ文庫) (2004/11/19) 溝口 敦 商品詳細を見る 『食肉の帝王 同和と暴力で巨富を掴んだ男』(溝口敦、講談社プラスアルファ文庫)読了。 ハンナングループ総帥にして、元大阪府知事・太田房江、国会議員・鈴木宗男、山口組、…

書評『陰謀史観』

陰謀史観 (新潮新書) (2012/04/17) 秦 郁彦 商品詳細を見る 『陰謀史観』(秦郁彦、新潮新書)を読了。日米開戦に絡む陰謀説(田中上奏文、真珠湾攻撃陰謀説、コミンテルン陰謀説など)を批判する本。冒頭で、「いわゆるトンデモ本は対象外」と書いていて、…

映画評『巨神兵東京に現る』

東京都現代美術館で「特撮博物館」を見てきた。 ゴジラから始まる、日本の特撮の歴史を俯瞰する、なんとも濃い展示だった。ただ、「ウルトラシリーズだけ」とか「ゴジラに登場する怪獣」だけで終わること無く、これらに対する庵野秀明氏のコメントがどれも愛…

コミケ宣伝

今年のコミケも参加します。 一応「と学会」の会員なので、『と学会誌』に寄稿しました。 「東R37a と学会」 『子供の名前が危ない』(牧野 恭仁雄、ベスト新書)という本を紹介しています。 よろしかったら会場でどうぞ。

映画評『ソナチネ』

ソナチネ [DVD] (2007/10/26) ビートたけし、国舞亜矢 他 商品詳細を見る 1993年の映画。 あらすじ。友好関係にある組織の助っ人のため、沖縄へ向かったヤクザの村川(ビートたけし)と仲間たち。そこで彼らは、この沖縄行きが自分たちを始末するための罠だ…

書評『捏造される歴史』

捏造される歴史 (2012/01/25) ロナルド・H. フリッツェ 商品詳細を見る 『捏造される歴史』(ロナルド・H・フリッツェ、原書房)読了。 超古代史や偽史など、歴史にまつわる怪しい話をいくつかとりあげ、それがどこから来てどのように発展していったかを記し…

書評『オカルト『超』入門』

オカルト「超」入門 (星海社新書) (2012/05/25) 原田 実 商品詳細を見る 原田実『オカルト「超」入門』(星海社新書)読了。 UFO、心霊、超能力、UMA、オーパーツ、フォーティアン現象、超科学…といった、一般的なオカルトの基礎知識を紹介してくれる。オカ…

書評『「神道」の虚像と実像』

「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書) (2011/06/17) 井上 寛司 商品詳細を見る 神道は「古代からの民俗信仰」「日本人のふるさと」「日本固有の宗教」とされているが、本当にそうなのか??という疑問に答えてくれる本。神仏習合や明治維新を経て、「神道…

『ウルトラマン創世紀展』

市内で行われていたウルトラマン関係の展示に行ってきた。 ウルトラマン創世紀展~ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ~ ウルトラQからウルトラマン80までの台本や実際に使った隊員服・ヘルメット、怪獣の着ぐるみ、などの展示。こういうのは何度か見て…

書評「謎解き超常現象3」

書評 「謎解き超常現象3」(ASIOS、彩図社) 超常現象を懐疑的に検証するASIOSの最新作。 分野を問わず、ありとあらゆる超常現象を懐疑的に検証している。本書には、「タイタニック沈没はミイラの呪い?」「ケセランパサランは実在するのか?」などの懐かし…

書評「独裁者の教養」

書評 「独裁者の教養」(安田峰俊、星海社新書) ヒトラー、スターリン、ポル・ポトなどの有名な独裁者から、リー・クアンユー、ニヤゾフなどのマイナーな独裁者、さらにはフセインやカダフィなどの最近の独裁者まで、様々な「独裁者」と呼ばれる人々の背景…

市川森一死去

ウルトラセブンからエースまでのウルトラシリーズに脚本で参加し、印象的な作品を残した、脚本家の市川森一が亡くなった。…まあ、他にもいろいろと脚本を書いているわけですが。 享年70歳、まだ早すぎる気もする。 市川森一が脚本の作品で印象に残っているも…

書評『漂蕩の自由』

漂蕩の自由 (中公文庫)/檀 一雄 ¥800 Amazon.co.jp 檀一雄の旅行記というか放浪記。 世界中のどこかに姿を現して、酒を浴びるほど飲んで安宿に泊まる。 コーンフレーク+牛乳とウィスキーのラッパ飲みというのは驚きの飲み方だった。